문화 文化 Culture/음악 감상

[번역] BAND-MAID의 2024 신보 Epic Narratives에 대한 barks.jp 인터뷰

미친도사 2024. 9. 30. 22:26

밴드메이드가 2024년 9월 25일자로 새로운 앨범 Epic Narratives를 발매했다.

 

다른 글에서 밴드메이드의 메인 작곡가인 KANAMI의 전곡에 대한 해설에 대한 글을 번역해 보았다.

https://crazydoc.tistory.com/1056

 

[번역] BAND-MAID의 2024 신보 Epic Narratives에 대한 KANAMI의 해설 (feat. MISA)

9월 25일에 밴드-메이드의 3년 반 만의 신보 Epic Narratives가 발매하였다. 발매 얼마 전부터 밴드의 메인 작곡가인 KANAMI가 인스타그램의 자신의 계정을 통해 곡에 대한 짧은 해설을 올리고 있다. 

crazydoc.tistory.com

 

그리고, 이번 앨범에 대해 일본의 온라인 음악 매체인 barks.jp에서 멤버 전원과 앨범에 대한 인터뷰를 진행했는데, 그 내용이 무척 재미 있어서 챗GPT를 이용하여 번역해 보았다.

 

인터뷰 원문 링크는 다음과 같다.

https://www.barks.jp/news/?id=1000250931

 

【インタビュー】BAND-MAID、壮大な物語を描く最新アルバム『Epic Narratives』発売「過去イチを塗

こんな仕事に就いていながらお恥ずかしい話だが、素晴らしい作品と遭遇した時、語彙力が突然失われてしまうことがある。言葉が出てこないわけではないのだが、あれこれ言葉を足してみ

www.barks.jp

 

【インタビュー】BAND-MAID、壮大な物語を描く最新アルバム『Epic Narratives』発売「過去イチを塗り替えている自信がある」

【인터뷰】BAND-MAID, 웅장한 이야기를 그리는 최신 앨범 『Epic Narratives』 발매 "이전 최고의 기록을 다시 썼다는 자신이 있다"

こんな仕事に就いていながらお恥ずかしい話だが、素晴らしい作品と遭遇した時、語彙力が突然失われてしまうことがある。言葉が出てこないわけではないのだが、あれこれ言葉を足してみても、まだまだ言い尽くせないような無力感をおぼえてしまうのだ。そんな時には、感嘆の言葉をいくつも並べ立てるのではなく、愚直に一言だけ「すごい!」とか「好きだ!」と言ったほうが、こちらの本心が伝わるものなのかもしれない。

이런 직업을 하고 있으면서도 부끄러운 이야기지만, 훌륭한 작품과 마주했을 때 가끔 말문이 막히는 순간이 있다. 말이 전혀 안 나오는 것은 아니지만, 여러 가지 말을 덧붙여 봐도 그 작품의 모든 것을 다 설명하지 못하는 무력감을 느낄 때가 있다. 그럴 때는 여러 감탄사를 늘어놓는 것보다, 솔직하게 "대단하다!" 또는 "좋다!"라고 한마디로 표현하는 것이 오히려 내 진심이 더 잘 전달되는 순간일지도 모른다.

BAND-MAIDの新作アルバム、『Epic Narratives』がとにかく素晴らしい。長い制作期間を費やしながら完成に至ったこの作品には全14曲が収録されており、いわば14編の短編小説がひとつの壮大な物語を紡ぎあげているかのようなたたずまいをしている。今回は、メンバー全員による言葉をお届けするが、名盤を完成させた直後の5人の達成感と高揚感が、きっと発言の端々からも伝わるはずだと僕は信じている。

BAND-MAID의 새 앨범 『Epic Narratives』는 그야말로 멋지다. 오랜 제작 기간을 거쳐 완성된 이 작품에는 총 14곡이 수록되어 있는데, 마치 14편의 단편 소설이 하나의 웅장한 이야기를 엮어내는 듯한 느낌을 준다. 이번 인터뷰에서는 멤버 전원의 이야기를 전할 예정이며, 명반을 완성한 직후의 다섯 멤버가 느끼는 성취감과 고양된 감정이 대화 곳곳에서 전해지리라고 나는 확신한다.



◾︎従来の作品では見えなかった部分が赤裸々に見えてくる

◾︎기존 작품에서는 보이지 않았던 부분이 적나라하게 드러난다

──アルバム完成直後のインタビューというのは少しばかり緊張するものですね。ここ最近の取材時は「10年分の経験」とか「メリハリ」といった言葉を耳にする機会が多々ありましたが、『Epic Narratives』はそうしたものが随所から感じられる作品になっていると感じていますし、まだ何周かしか聴けていないんですが、どんどん深みに嵌まっていきそうな気がしています。皆さんとしては、このアルバムがまだ世に出ていない現時点での感触として、どのような手応えを感じていますか?

── 앨범이 막 완성된 직후의 인터뷰는 조금 긴장되는 순간일 것 같습니다. 최근 인터뷰에서 "10년간의 경험"이나 "강약 조절"이라는 표현을 많이 들었는데, 『Epic Narratives』는 그런 요소들이 곳곳에서 느껴지는 작품인 것 같습니다. 몇 번밖에 듣지 않았지만 점점 더 빠져들 것 같은 느낌이 듭니다. 아직 앨범이 세상에 나오지 않은 현시점에서, 여러분은 어떤 감정을 느끼고 계신가요?

AKANE(Dr):今回、激しい曲ばかりではなく、しかも1曲の中にいろいろな展開が盛り込まれているものが多くなっているんですね。今までも激しさの中に展開を盛り込んだ曲は結構あったと思うんですが、途中で雰囲気がガラッと変わったりする曲があったり、アルバム全体を通じても、これまでにはなかった新鮮さを自分でも感じています。

AKANE (드럼): 이번 앨범에서는 격렬한 곡들뿐만 아니라, 한 곡 안에서도 다양한 전개가 담겨 있는 곡들이 많습니다. 이전에도 격렬함 속에 다양한 전개가 있는 곡들이 꽤 있었던 것 같은데, 이번에는 중간에 분위기가 확 변하는 곡들이 있거나, 앨범 전체를 봐도 지금까지 없었던 신선함을 저도 느끼고 있습니다.

──従来の楽曲には、誤解を恐れずに言うと“忙しい感じの展開”が目立つ傾向がありました。確かに今作では、展開のあり方自体に変化がありますよね。

── 기존의 곡들에는, 오해를 무릅쓰고 말하자면 "바쁜 느낌의 전개"가 두드러지는 경향이 있었습니다. 이번 작품에서는 확실히 전개 방식 자체에 변화가 있는 것 같네요.

MISA(B):はい。それは私も感じていて、しかも今回はこれまで以上に、さらに大人っぽいアルバムになっているなと感じています。アダルティな感じというわけじゃないんですけど(笑)、自分たちの成長を実感できているからこそ、そう感じるんだろうなと思っています。

MISA (베이스): 네, 저도 그렇게 느꼈어요. 이번에는 이전보다 더 성숙한 앨범이 된 것 같아요. 성인스럽다는 느낌은 아니지만요 (웃음). 우리 자신이 성장한 걸 실감할 수 있어서 그렇게 느끼는 게 아닐까 싶어요.

SAIKI(Vo):アダルティではないですけど、ヤングな感じでもないですね(笑)。もちろん今までのアルバムも大好きなんですけど、自分にとっての過去イチを今回は塗り替えている自信があります。何故そこまで言えるのかというと、やっぱり制作期間の長さというのが理由のひとつになっていて。前作から3年半空いているわけですけど、読者の皆さんもご存知のように私たちは常に制作をしているので、その3年半がここにギュッと詰まっているんです。しかもそれは、普通の3年半ではなかったじゃないですか。コロナ禍からの復活もあり、そこから新たなものを見せていくためのヴィジョンを築いていくための月日でもあり。気持ち的にもカロリー的にも1曲1曲に込められているものが高いし、それぞれレコーディングした時期も違っているので、年々進化を遂げてきた私たちの進化がそこに出ていると思うんです。私の場合だったら声の響きの違い、みんなの場合は音の違いやフレーズを作るセンスなども変わってきているはずで、そうしたところが今までのアルバム以上に見えてくるものになっていると思います。従来の作品では見えなかった部分が赤裸々に見えてくると言いますか。これはいいアルバムだよな、と自分でも思っています。
SAIKI (보컬): 성인스럽진 않지만, 그렇다고 어린 느낌도 아니에요 (웃음). 물론 이전 앨범들도 정말 좋아하지만, 이번 앨범은 스스로 이전의 최고 기록을 다시 썼다는 자신이 있어요. 왜 그렇게 말할 수 있냐면, 제작 기간이 길었던 게 그 이유 중 하나거든요. 전작 이후 3년 반이라는 시간이 있었는데, 독자분들도 아시다시피 우리는 항상 작업을 계속하고 있잖아요. 그래서 그 3년 반이 이번 앨범에 고스란히 담긴 거예요. 게다가 그 3년 반은 평범한 시간이 아니었잖아요. 코로나 이후의 회복도 있었고, 새로운 비전을 구축하는 시간이기도 했죠. 그런 점에서 감정적으로나 에너지적으로 한 곡 한 곡에 담긴 것이 매우 깊고, 각 곡의 녹음 시기도 다르기 때문에, 해마다 발전해온 우리의 진화가 그대로 드러난 것 같아요. 제 경우에는 목소리의 울림이 달라졌고, 멤버들 모두 사운드나 프레이즈를 만드는 감각도 변화했을 거예요. 그런 변화가 이번 앨범에서는 이전보다 더 잘 드러나는 것 같아요. 기존 작품에서는 보이지 않았던 부분들이 적나라하게 드러난달까요. 저도 이번 앨범이 정말 좋다고 생각해요.

──アダルティとか赤裸々とか、刺激的なワードが続出していますけど(笑)、やはりちょっと特殊な時期でもあったこの3年半を経てきたことによる違いというのがありそうですね。それは曲作りの段階からあったはずですし。
── 성숙함이나 적나라함 등, 자극적인 단어들이 계속 나오고 있는데요 (웃음). 확실히 이 특별한 3년 반이라는 시간이 이번 작품에 어떤 변화를 가져온 것 같네요. 그 변화는 곡을 만들 때부터 있었던 것 아닐까요?


KANAMI(G):そうですね。実は先日、「この曲はいつ作っていたんだろう?」と思うことがあって、パソコンの中にある作曲のデータを確認していたんですけど、2021年の時点ですでにこのアルバムに向けて作り始めていたことがわかったんです。そこで改めて、『Unleash』(2022年)の発売よりも前から作っていたんだな、と気付かされて。今はもう2024年も後半じゃないですか。だから「そんなに前から作っていたアルバムだったんだな」と自分でも思ってしまいました。作曲においては、年や時期によって使っているアンプやサンプリングの音源も違うので、曲ごとにガラッと印象が違っていたり、「ああ、この曲のギターは他の曲たちと違って重い音だな」とか、そういった形でこの3年半ぶんの変化がわかるものになっているんです。自分の機材の違いや作曲段階でのテンション感の違いも随所から感じられるものになっているんですよね。これはもちろん、作ってきた本人だからこそ感じることかもしれないんですが。

KANAMI (기타): 그렇죠. 사실 얼마 전에 "이 곡은 언제 만들었지?"라는 생각이 들어서 컴퓨터에 있는 작곡 데이터를 확인했어요. 그랬더니 2021년부터 이미 이번 앨범을 위해 작업을 시작했더라고요. 그래서 'Unleash' (2022) 앨범이 나오기 전부터 만들고 있었구나 하고 다시 한 번 깨달았죠. 이제 2024년 후반이잖아요. 그래서 "그렇게 오래전부터 작업했던 앨범이었구나"라고 스스로도 놀랐어요. 작곡할 때는 사용한 앰프나 샘플링 음원이 해마다 달라서 곡마다 인상이 확 달라지기도 하고, "이 곡의 기타 소리는 다른 곡들과 다르게 더 무겁네" 같은 방식으로 이 3년 반 동안의 변화가 드러나는 것 같아요. 제 장비의 변화나 작곡 단계에서 느낀 텐션의 차이도 여기저기서 느낄 수 있을 거예요. 물론, 이건 직접 작업한 저희만 느낄 수 있는 부분일지도 모르지만요.


──当事者にしかわからない部分というのも当然あるはずですよね。ただ、いわば随所からこの3年半の記憶が蘇ってくるような、どこかドキュメンタリー的なところのある作品でもあるわけですね?
── 당사자들만이 알 수 있는 부분도 당연히 있겠죠. 이 앨범이 마치 이 3년 반의 기억을 곳곳에서 떠올리게 하는, 다소 다큐멘터리 같은 성격도 있는 작품이라고 할 수 있겠네요?


KANAMI:はい。私の中ではまさにドキュメンタリーで、曲を聴くとその時々の気持ちまで思い出されるんです。「この曲は当時こんな気持ちだったから作ったんだな」とか、そういったものが各曲にあって、1曲1曲にエモいものが含まれているなって感じているんです。

KANAMI : 네, 저에게는 정말 다큐멘터리처럼 느껴져요. 곡을 들으면 그 당시의 감정까지도 떠오르거든요. "이 곡은 그때 이런 감정 때문에 만들었구나" 같은 생각이 들고, 각 곡마다 감정적으로 깊은 것이 담겨있다는 느낌을 받습니다.

小鳩ミク(G, Vo):本当にそうですっぽね。とてもバラエティに富んだアルバムになっていますし、制作期間も今まででいちばん長くなったので、そういう意味でも私たちの歴史を表しているかのような、この3年半の歩みや海外でのお給仕(ライブ)といった活動の流れが見えてくるものになっていると思いますっぽ。

코바토 미쿠 (기타, 보컬): 정말 그래요. 이번 앨범은 매우 다양하고, 지금까지 중 가장 긴 제작 기간을 가졌기 때문에, 그런 의미에서도 우리 역사를 표현하는 듯한 느낌이 들어요. 이 3년 반 동안의 발걸음이나 해외 공연 같은 활동의 흐름이 모두 담겨 있는 것 같아요.


──海外アーティストとのコラボレーションも含め「あの時、あんなことが起きていなければ、こんなふうにはならなかった」みたいなことがたくさん含まれたアルバムでもありますしね。

── 해외 아티스트와의 콜라보레이션도 포함해서, "그때 그런 일이 없었더라면 이런 식으로 되지 않았을 거야"라는 요소들이 많이 담긴 앨범인 것 같습니다.

小鳩ミク:そうですっぽね。本当に、人との出会いがこの3年半にあったからこそできた楽曲があったり、久々に海外ツアーができたからこそ生まれた曲があったり。そういったいろいろな思い出が1曲1曲に伴っているんですっぽ。しかもツアーだけではなく、日々の生活の思い出もすごく詰まっているなあと感じるんですっぽ。
코바토 미쿠: 맞아요. 이 3년 반 동안 만난 사람들 덕분에 만들어진 곡도 있고, 오랜만에 해외 투어를 할 수 있었기 때문에 탄생한 곡들도 있어요. 그런 여러 가지 추억이 각 곡에 담겨 있는 거죠. 투어뿐만 아니라 일상의 추억들도 정말 많이 녹아있다고 느껴요.

──『Unseen World』が2021年1月、『Unleash』が2022年9月にリリースされています。『Unleash』はEPという名目でありながらフル・アルバムに近い収録量ではありましたけど、ある意味、『Unseen World』と今作を繋ぐ中継地点のような役割を果たしていたのではないかと思えます。

── 『Unseen World』가 2021년 1월, 『Unleash』가 2022년 9월에 발매되었죠. 『Unleash』는 EP 명목이었지만, 사실상 풀 앨범에 가까운 수록량을 보여줬습니다. 어떤 의미에서는 『Unseen World』와 이번 작품을 이어주는 중계점 역할을 한 것이 아닌가 생각됩니다.


SAIKI:そうですね。『Unleash』についてはアルバムだとは思っていなくて、あれは私たちにとってはあくまでEPなんです。アルバムだったら多分もう少し静かめな曲が入ってきたり、アルバムならではのストーリーをつけたくなるところなんですけど、あの作品については敢えて激しいものばかり詰め込んでいて。あの当時、ホントに鬱憤が溜まっていて、それを解放したい気持ちが強かったので、その想いを『Unleash』に凝縮した感じでしたね。

SAIKI : 맞아요. 『Unleash』는 앨범이라고 생각하지 않았어요. 저희에게는 어디까지나 EP였죠. 만약 앨범이었다면 조금 더 조용한 곡들이 들어가거나, 앨범 특유의 스토리가 더해졌을 것 같아요. 그런데 『Unleash』는 일부러 격렬한 곡들만 모아둔 느낌이었어요. 그 당시 정말 답답한 마음이 많아서 그것을 해소하고 싶다는 마음이 강했거든요. 그래서 그 감정을 『Unleash』에 담아낸 것 같아요.


──途中にそうした段階を経ていたからこそこの地点に到達できた、という部分があるわけですね。そして今作の『Epic Narratives』という象徴的なタイトルについてなんですが、これは直訳すると「壮大な物語」というか、わかりやすい単語に置き換えると「超ドラマティック・ストーリー」みたいな感じになってくると思うんですが、このアルバムを作ってきた過程自体を物語として捉えているようでもあります。同時にアートワークをよく見てみるこれまでのシングルなどとも関連性があって、1個1個の物語が繋がりながら大きなものになっているという印象があるんですが、このタイトル自体はどんな発想から出てきたものなんでしょうか?

── 그 과정을 거쳤기 때문에 이 지점에 도달할 수 있었던 부분이 있는 거군요. 그리고 이번 앨범 제목인 『Epic Narratives』에 대해 이야기해볼 텐데, 직역하면 "장대한 이야기" 정도로, 더 쉽게 표현하면 "초 드라마틱한 스토리"라는 느낌이 드네요. 이 앨범을 만드는 과정 자체가 하나의 이야기로서 그려지고 있는 것 같고, 동시에 아트워크를 보면 이전 싱글들과도 연관성이 있어서, 각각의 이야기가 연결되면서 큰 하나의 이야기를 형성하는 느낌인데요. 이 제목은 어떻게 떠오른 것인가요?

SAIKI:そのワードを探してきたのは小鳩で、コンセプト的なものは私から提案させてもらいました。この流れは、実は『Unleash』当時から続いていて、あのEPのジャケットでは海と崩れてしまった建物が描かれていますけど、そこからまた這い上がりながら自分たちの世界を作り上げていくという物語を発想したところから始まっているんです。その過程の中で意識も変わってきて、さっき小鳩も言っていたようにいろいろな方との出会いもあって、私たち自身の価値観にも本当にいろいろな変化があったんですね。音に対する視線、伝えることの大切さについての考え方も変わってきましたし。それこそ今となっては『Unseen World』以前の自分たちについて恥ずかしく思えるようなところがみんなにあって。ある意味、クールぶっていたというか(笑)。

SAIKI : 그 단어를 찾아낸 건 코바토였고, 개념적인 부분은 제가 제안했어요. 사실 이 흐름은 『Unleash』 때부터 시작됐는데, 그 EP의 자켓에 바다와 무너진 건물이 그려져 있잖아요? 거기서 다시 일어나면서 자신들의 세계를 구축해나가는 이야기를 생각하게 됐죠. 그 과정에서 우리의 의식도 변화했고, 아까 코바토도 말했듯이 많은 사람들과의 만남이 있었고, 우리 스스로의 가치관도 많이 바뀌었어요. 음악에 대한 시선이나 메시지를 전하는 것의 중요성에 대한 생각도 많이 달라졌고요. 지금 와서 돌아보면 『Unseen World』 이전의 우리 자신이 조금 부끄럽게 느껴지기도 해요. 어쩌면 그때는 조금 '쿨한 척'을 했던 게 아닌가 싶어요 (웃음).

──ほお、興味深い発言ですね。

── 흥미로운 발언이네요.

SAIKI:なにかもう1枚、自分の前にヴェールみたいなものがあったかのような感じでしたね、今にして思えば。そういう感じが以前はあったと思うんです。歌詞についても、私は小鳩に対して「それはちょっと歌いたくない」「それはちょっと恥ずかしいよ」みたいなことを言っていたりもしましたし。もちろん時期を見ていたところもあったとは思うんですけど、それに対して今回の『Epic Narratives』にはそういうわだかまりみたいなものがなくて、まっすぐに音楽に向かえている気がするんです。自分たちはこうなんだ、と強く発信できているところもあります。去年、10周年を迎えて、その重みをメンバーみんなとも共有できたし、個人的にも感じるところがとてもあったので……やっぱり10年という長さになると、物語っぽくなってくるじゃないですか。そこで物語を語るような感じになってもいいのかな、と思えたので、その感覚に見合ったタイトルにしたいなと考えたんです。でも、storyという言葉だとちょっと違う気がしたので、それは小鳩にも伝えていて。なんだかstoryという言葉では足りないように思えたんです。

SAIKI: 지금 생각해보면 그때는 마치 제 앞에 베일 같은 게 하나 더 있었던 느낌이었어요. 가사에 대해서도, 저는 코바토에게 "이건 좀 부르기 싫어", "이건 좀 부끄러워"라고 말했던 적도 있었고요. 물론 그때는 시기를 봐야 한다고 생각한 것도 있었지만, 이번 『Epic Narratives』에서는 그런 거리낌이 없이 음악에 정면으로 마주할 수 있었던 것 같아요. "우리는 이렇다"라고 강하게 발신할 수 있었어요. 작년에 10주년을 맞이하면서 그 무게를 멤버들과 공유했고, 저 개인적으로도 많이 느낀 부분이 있었어요. 10년이라는 시간이 쌓이면 이야기가 만들어지잖아요. 그래서 이제는 우리가 이야기하는 듯한 느낌으로 가도 괜찮지 않을까 생각했고, 그 감각에 맞는 제목을 붙이고 싶었어요. 하지만 'story'라는 단어는 뭔가 부족한 느낌이 들더라고요. 그래서 코바토에게도 그 이야기를 전했죠. 'story'라는 단어만으로는 뭔가 충분하지 않은 것 같았어요.


小鳩ミク:ひとつの話という短絡的なものではなくて、いろいろな感情、いろいろな気持ちが集まったものが形になった、という意味合いを持たせたかったんですっぽ。そんな時に「語り手」という言い方をしたらどうかなと思ったんですっぽね。しかもそれが自分ひとりじゃなく、いろんな人が語っている物語のようなイメージで言葉を探していって……。
코바토 미쿠 : 단순히 하나의 이야기라는 개념이 아니라, 다양한 감정과 생각들이 모여서 하나의 형태를 이뤘다는 의미를 담고 싶었어요. 그때 "이야기꾼"이라는 표현을 쓰면 어떨까 생각하게 됐죠. 그것도 혼자서만이 아닌, 여러 사람들이 이야기를 전하는 이미지로 단어를 찾아갔어요.


SAIKI:それを何日もかけて探してもらって、まずnarrativesという言葉がいいねという話になって……。epicという言葉についても、すごく悩んだよね?

SAIKI: 그 단어를 찾기 위해 며칠을 보냈고, 먼저 'narratives'라는 단어가 좋다는 이야기를 나눴어요. 그리고 'epic'이라는 단어도 많이 고민했죠?

小鳩ミク:悩んだっぽ。epicには「壮大な」という意味もあるんですけどっぽ、その言葉だけで「叙事詩」という強い意味合いもあるので、意味的にstoryを含んでしまっているわけなんですっぽ。音の響きもいいし、この言葉がいいんじゃないかと思いながらも、他にもいろいろと候補を探していきながら「さあ、どれにしようか?」と、さまざまなパターンで言葉を組み合わせてみていたんですっぽ。

코바토 미쿠: 고민했어요. 'epic'에는 "장대한"이라는 뜻도 있지만, 그 단어 자체가 "서사시"라는 강한 의미도 담고 있어서, 이미 story라는 뜻을 포함하고 있는 셈이거든요. 소리의 울림도 좋고, 이 단어가 괜찮겠다고 생각했지만, 다른 후보들도 찾아보면서 "어떤 걸로 할까?"라고 여러 패턴으로 단어를 조합해봤어요.

SAIKI:そして最終的に、ここに落ち着いたんです。「これだな」と思えてしっくりきたところがあったので。自分たちが語り手ではあるんですけど、BAND-MAIDを見ていてくださる方々にも今後語っていって欲しいと思えるところがあって、そういう気持ちも込めて『Epic Narratives』に決めたんです。

SAIKI: 그리고 결국 이곳에 도달했어요. "이거다!"라는 생각이 들어 딱 맞아떨어지는 느낌이 있었죠. 우리는 이야기의 전달자이지만, BAND-MAID를 지켜봐 주시는 분들도 앞으로 이 이야기를 함께 전해주길 바라는 마음도 담아서 『Epic Narratives』로 결정했어요.


──つまり一方通行のストーリーではないということですよね? 歌詞の端々にもそういたことを思わせる表現が見受けられるように思います。

── 그러니까 일방통행의 이야기가 아니라는 거죠? 가사 곳곳에서도 그런 점을 암시하는 표현들이 보이는 것 같아요.

小鳩ミク:そうですっぽね。そして、このアートワークはSAIKIが提案してくれたもので、1曲1曲がひとつの街を構成する要素になっていて、そこにいろいろな人が住んでいる、というようなものになっているんですけどっぽ、そういうところともこのタイトルはリンクしているんですっぽ。

코바토 미쿠 : 맞아요. 그리고 이 아트워크는 SAIKI가 제안해 준 건데, 각 곡이 하나의 도시를 구성하는 요소로, 그 안에 다양한 사람들이 사는 것처럼 표현되어 있어요. 그런 부분도 이 앨범 제목과 연결되는 부분이에요.

SAIKI:1曲1曲にそれぞれの物語が絶対あるじゃないですか。KANAMIが作曲している曲の最初のイメージも大切にしつつ、そこに乗せたい歌詞でストーリーを作っていっているところがあるので、ひとつひとつが大きな街を作っているというか、テーマパークのようになっているというか……ある意味、自分たちの世界における県庁所在地みたいな。(笑)そんなひとつひとつの街が、さらに大きな都市の中にあるというか、そんなイメージなんです。だからこのジャケットを見てみると、いろいろなトピックに分かれているんです。よく見てもらえると、きっとわかります(笑)。
SAIKI : 각 곡마다 그 곡만의 이야기가 분명히 있잖아요. KANAMI가 작곡할 때 떠올린 첫 번째 이미지도 중요하게 생각하면서, 그 위에 가사를 붙여 스토리를 만들어가고 있어요. 그래서 각 곡이 하나의 큰 도시를 구성하는 작은 도시들이라고 할 수 있죠. 아니면 테마파크 같은 느낌일 수도 있고요. 어떤 의미로는 우리의 세계에 있는 중요한 거점 같은 느낌이랄까요? (웃음) 그런 하나하나의 도시가 더 큰 대도시 안에 있는 거예요. 그래서 앨범 자켓을 보면 여러 주제로 나뉘어 있어요. 자세히 들여다보면 분명히 알 수 있을 거예요 (웃음).

──まずはあの象徴的な塔が目に入りますよね。横浜アリーナでの10周年記念お給仕の模様を収めた映像作品のジャケットにもあの塔は描かれていましたけど、僕は当初、あの塔がどんどん高くなっていって、その中にすべてがあるという意味なのかなと思っていたんです。いわゆるバベルの塔みたいなイメージで。ところが実はそうじゃなくて、その塔を中心にさまざまなものがあって、世界をどんどん広げていっているわけなんですね?
── 처음으로 눈에 띄는 건 그 상징적인 탑인데요. 요코하마 아레나에서 열린 10주년 기념 라이브 영상을 담은 작품의 자켓에도 그 탑이 그려져 있었는데, 저는 처음에 그 탑이 점점 더 높아지면서 그 안에 모든 것이 들어간다는 의미인 줄 알았어요. 말하자면 바벨탑 같은 이미지로요. 하지만 실제로는 그렇지 않고, 그 탑을 중심으로 다양한 것들이 있고, 세계가 점점 확장되고 있는 것이군요?


SAIKI:そうですね。たとえば風景の中に燃えているところがありますけど、あそこは「Shambles」なんです(笑)。
SAIKI: 그렇죠. 예를 들어서 자켓에 보면 불타고 있는 곳이 있잖아요, 그게 "Shambles"예요 (웃음).


小鳩ミク:「Shambles」の崖とかも思い浮かぶところがありますっぽ。
코바토 미쿠: "Shambles"의 절벽 같은 것도 떠오르는 곳이 있어요.


SAIKI:そんな感じで今までのさまざまなジャケットと関連性があるんです。「Protect You」の世界にメンバーが入っていく入口の部分があったりもしますし。

SAIKI: 그런 식으로 지금까지의 다양한 자켓들과도 연관이 있어요. "Protect You"의 세계로 멤버들이 들어가는 입구 부분도 있죠.

──こんな話を聞いているとCDサイズのジャケットを拡大してみたくなりますし、アナログ盤が欲しくなったりもします。

── 이런 이야기를 들으니 CD 자켓을 확대해서 보고 싶어지고, 아날로그판을 갖고 싶다는 생각도 들어요.

SAIKI:アナログ盤は私も欲しい!(笑)

SAIKI: 저도 아날로그판 갖고 싶어요! (웃음)

──実際、このアートワークが先行公開された時点で、いろいろと細部まで分析しようと考えた人たちもいるはずです。
── 실제로 이 아트워크가 먼저 공개되었을 때, 세세한 부분까지 분석하려는 사람들이 있었을 것 같아요.


SAIKI:実際そうでした。すごく考察してくださっている方が結構いらして、私自身も「いいね!」と思っていました(笑)。もっともっと深掘りしてみて欲しいですね。

SAIKI: 실제로 그랬어요. 굉장히 깊이 있게 분석해 주시는 분들이 많았고, 저도 "좋아!"라고 생각했어요 (웃음). 더 깊이 파고들어 보셨으면 좋겠어요.

──アルバムに先がけてThe Warningとのコラボ曲である「SHOW THEM」も配信リリースされ、ミュージックビデオも含め話題になっています。この曲に対する反応についてはどう感じていますか? SAIKIさんは普段よりもかなり高いキーで歌っていますが。

── 앨범 발매 전에 The Warning과의 콜라보 곡인 "SHOW THEM"이 먼저 공개되었고, 뮤직비디오도 포함해서 화제가 되고 있어요. 이 곡에 대한 반응은 어떻게 느끼고 있나요? SAIKI 씨는 평소보다 훨씬 높은 키로 노래하고 있는데요.

SAIKI:そうですね。デモが上がってきた時から「これは(The Warningの)ダニー(ダニエラ)のキーなんだろうな」と思いながら準備していたら、実はダニーのキーでもなかったということが発覚して。ある意味、KANAMIからの挑戦状だったという話ですね(笑)。

SAIKI: 그렇죠. 데모가 처음 나왔을 때부터 "이건 (The Warning의) 다니엘라의 키겠지"라고 생각했는데, 준비하면서 보니 다니엘라의 키도 아니더라고요. 결국 KANAMI의 도전장이었던 거죠 (웃음).

──ダニーはダニーで、これはSAIKIさんのキーだと思っていたようですね。つまりこの曲を歌うことはどちらにとっても挑戦だった。そのことが明るみに出てからは「KANAMIさんがドSだということがよくわかりました」といった読者からの反応も目にしてきましたが、KANAMIさん、そのへんについてはどうでしょうか?

── 다니엘라도 SAIKI의 키라고 생각했던 것 같네요. 결국 이 곡을 부르는 것이 두 사람 모두에게 도전이었던 셈입니다. 그 사실이 밝혀지면서 "KANAMI가 정말 S 성향이구나"라는 독자 반응도 있었습니다. KANAMI, 이에 대해 어떻게 생각하시나요?

KANAMI:違うんですよ。それはSなんじゃなくて、希望なんです。「こんなふうに歌う様子を見てみたい!」というような。
KANAMI : 그게 아니에요. 그건 S 성향이 아니라, 희망이에요. "이런 식으로 노래하는 모습을 보고 싶다!"는 마음이었어요.


小鳩ミク:それがSなんだっぽ。(笑)

코바토 미쿠 : 그게 바로 S 성향이라는 거예요 (웃음).

KANAMI:そうなのかな? 自分ではよくわからないんですけど、2人がちょっと苦しそうな感じで歌っているところを思い浮かべて……。余裕をもって歌っている姿というよりも、「この曲で全部出し切らないと!」というようなところを見てみたかったというのがあったんですけど、同時に「まあ大丈夫だろう、あの2人ならば」という気持ちもあったんです(笑)。そして結果、期待していたとおりの、イメージどおりの仕上がりになったので、やっぱり2人ともホントに素晴らしいボーカリストだなって思いました。

KANAMI: 그런가요? 스스로는 잘 모르겠지만, 두 사람이 약간 고생하면서 노래하는 모습을 상상했거든요... 여유롭게 부르는 것보다는, "이 곡에서 모든 걸 쏟아내야 해!"라는 느낌을 보고 싶었어요. 동시에 "뭐, 두 사람이면 괜찮을 거야"라는 생각도 있었고요 (웃음). 결과적으로 기대했던 대로, 상상했던 대로 나왔기 때문에 두 사람 모두 정말 멋진 보컬리스트라는 걸 다시 한 번 느꼈어요.


──映像を見ていても、ずっと長く活動を共にしてきたバンド同士のように感じられました。The Warningの3人と一緒に過ごした夏というのもいい想い出になりそうですね?
── 영상을 봐도 마치 오랫동안 함께 활동해 온 밴드처럼 느껴졌습니다. The Warning과 함께한 여름도 좋은 추억이 될 것 같네요?


小鳩ミク:暑かったっぽね。一緒にラーメンを食べに行ったりもしましたっぽ。

코바토 미쿠: 정말 더웠어요. 함께 라멘을 먹으러 가기도 했어요.

KANAMI:私はもう、この曲を作り始めたのがいつ頃だったのか、記憶が怪しくなり始めていて。次から次へと作ってきたので、細かいことはすぐに忘れてしまうんです。

KANAMI: 저는 이 곡을 언제 만들기 시작했는지 기억이 가물가물해지기 시작했어요. 곡들을 계속 만들다 보니 세세한 것들은 금방 잊어버리거든요.

AKANE:こちらにとっても新しい感じの楽曲だし、The Warningのみんなも「いいね、新鮮だね」と言ってくれていたので、どちらかに偏ることもなくお互いにとって新しいと思える曲になって、8人全員でお互いを刺激し合いながら化学反応を起こせたというか、これまでになかったものを作り出せたんじゃないかという想いがあります。各パートでバトルをさせてもらったりもしているんですけど、私はもちろんThe Warningのパウ(パウリナ)にとってもツインドラムは初体験だったので、お互いにとって刺激的でしたし、私にとっては他のドラマーの方の演奏にあんなに間近なところで接した経験もこれまでなかったので、すごく刺激を受けました。

AKANE : 우리에게도 새로운 느낌의 곡이었고, The Warning 멤버들도 "좋아, 신선하네"라고 말해줬어요. 그래서 어느 한쪽에 치우치지 않고, 서로에게 새롭다고 느낄 수 있는 곡이 되었고, 8명이 서로 자극을 주며 화학 반응을 일으켜 새로운 것을 만들어낸 것 같아요. 각 파트에서 서로 경쟁을 벌이는 느낌도 있었는데, 저에게도, The Warning의 드러머 파울리나에게도 쌍둥이 드럼(트윈 드럼)은 처음이어서 서로에게 자극이 되었어요. 저로서는 다른 드러머의 연주를 이렇게 가까이에서 경험한 적이 없어서 정말 많은 자극을 받았어요.

MISA:ベースのレコーディングの時、足元のエフェクターについては私のものを使っていて、そういった機材の共有もアレ(アレハンドラ)としたんですよね。私としては国境を越えたベースフレンドができた気がして、すごく嬉しくなりました。

MISA : 베이스 녹음할 때, 발밑의 이펙터는 제가 쓰던 것을 아레(아레한드라)와 함께 사용했어요. 그런 기기 공유도 했죠. 저로서는 국경을 넘은 베이스 친구가 생긴 것 같아서 정말 기뻤어요.

──ミュージックビデオを見ていても、双方のバンドがすごくいい関係にあるのがわかります。ビデオの中では皆さん各パート同士で向き合って演奏していて、果たして小鳩さんはどうなるのかと思いきや、全員に囲まれていましたね。
── 뮤직비디오를 봐도 두 밴드가 아주 좋은 관계를 유지하고 있다는 것이 느껴집니다. 비디오에서 각 파트끼리 서로 마주 보고 연주하는 장면이 인상적이었는데, 코바토 씨는 모두에게 둘러싸여 있었죠.


小鳩ミク:そうですっぽね。小鳩は審判的なポジションというか。最初「このままだと小鳩だけ1人になるっぽ!」と思って(笑)、誰と闘えばいいんだろうって思っていたんですけどっぽ、立ち位置的にもちょうどボーカル2人の間だったので、小鳩は審判を務めればいいんだと思ったんですっぽ。このバトルを見渡しつつ、どんどんそれを盛り上げていきつつ見届けるというか。MV撮影の時は、そういう役割なんだろうなっていう認識でしたっぽね。なおかつこの歌詞自体についても、強い女性像を描きたいというのがあったので、自分自身との闘いでもあるなあと思いながら取り組んでいましたっぽ。
코바토 미쿠: 맞아요. 코바토는 마치 심판 같은 위치였어요. 처음에는 "이러면 코바토만 혼자 남는 거잖아!"라고 생각했죠 (웃음). 누구와 싸워야 할지 고민했는데, 위치상 보컬 두 사람 사이에 있어서, "아, 코바토는 심판 역할을 하면 되겠구나"라고 생각했어요. 그 배틀을 지켜보면서 분위기를 더 끌어올리는 역할을 맡은 것 같았죠. MV 촬영 당시 그런 역할이구나 하고 인식했어요. 게다가 이 노래 가사 자체도 강한 여성상을 그리려는 의도가 있었고, 자기 자신과의 싸움이라는 의미도 있다고 느끼면서 작업에 임했어요.


──この曲のMVがアメリカのMTVとか音楽番組で流れているのを見てみたいところです。
── 이 곡의 뮤직비디오가 미국 MTV나 음악 프로그램에서 방영되는 걸 보고 싶네요.

 

小鳩ミク:ホントに見てみたいですっぽ!
코바토 미쿠: 정말로 보고 싶어요!


◾︎「人生とは山あり谷あり」というようなことを音楽で表現することに挑戦してみたいと思った
◾︎ "인생은 산도 있고 골짜기도 있다"는 것을 음악으로 표현하는 도전에 나서고 싶었다


──さて、この先はアルバムの各収録曲について訊いていきたいんですが、さすがに全14曲となると途中で時間切れになってしまうと思うので、先行シングルなどを除いた「アルバムで初めて音源が世に出ることになる曲」に絞ってお訊きしたいと思います。まず、アルバムの1曲目が「Magie」だというのが少しばかり意外でした。アルバムのタイトルやコンセプトからすると、ある意味ちょっと大仰なオープニングになるのではないかと思っていたところ、今やすっかりお給仕でもお馴染みの楽曲が聴こえてきたので。

── 자, 이제 앨범에 수록된 각 곡들에 대해 질문드리고 싶은데, 총 14곡이라 모든 곡을 다 다루기엔 시간이 모자랄 것 같네요. 선공개 싱글들을 제외하고, 이번 앨범에서 처음 공개되는 곡들에 대해 이야기 나누고 싶습니다. 우선, 앨범의 첫 번째 곡이 "Magie"라는 점이 조금 의외였습니다. 앨범의 제목과 콘셉트를 생각하면 좀 더 거창한 오프닝이 될 거라 예상했는데, 이제는 공연에서 익숙한 곡이 들려오더군요.

SAIKI:いろいろと思い悩んだ結果ですね、曲順については。
SAIKI : 곡 순서를 정하는 데 여러 가지 고민이 있었습니다.


小鳩ミク:いつものことではあるんですけど、曲順を決めたのは最後でしたっぽ。すべての曲が揃って、アルバムのタイトルも決めた後で並べてみたんですっぽ。
코바토 미쿠 : 항상 그렇지만, 곡 순서는 맨 마지막에 정했어요. 모든 곡이 완성되고 앨범 제목까지 결정된 후에야 순서를 정했죠.


SAIKI:最終的には多数決で決めました。ほぼ全員、「やっぱりこの曲が1曲目だな」という意見でした。
SAIKI: 결국엔 다수결로 결정했어요. 거의 모든 멤버가 "이 곡이 1번 트랙이 맞다"는 의견이었죠.


──ひとつ基本的な確認なんですが、「Magie」を読むときのアクセントは後ろにあるんですよね?
── 기본적인 질문인데, "Magie"의 발음은 뒤쪽에 강세를 주는 거죠?


小鳩ミク:そうなんですっぽ。小鳩もよく間違えてSAIKIに指摘されてますっぽ。(笑)
코바토 미쿠: 맞아요. 저도 자주 잘못 발음해서 SAIKI가 지적해주곤 해요 (웃음).

──マギーと普通に読むと女性の名前みたいですけど、これはドイツ語で、英語でいうところのmagicに相当する単語ですよね?

── "Magie"를 그대로 읽으면 여성 이름처럼 들리는데, 이건 독일어로, 영어의 "magic"에 해당하는 단어죠?

SAIKI:そうなんです。基本的には響きで選んだ言葉なんです。それに加えて個人的に、なかなかヨーロッパに行けていないことについて引っ掛かるものがあったんですね。なかでもドイツには何回も行っていて縁も感じているので、ドイツ語にしようと思ったんです。そこで普通に英語の「magic」にしちゃうのは少しストレートすぎるかなというのもあったので、英語以外で探したいというのもありましたし。フランス語にも同じ綴りの単語はあるんですけど、そっちだと読み方が“マジー”になってしまうので……。

SAIKI: 맞아요. 기본적으로는 단어의 울림이 좋아서 선택했어요. 그리고 개인적으로는 최근 유럽에 자주 가지 못하는 게 아쉬웠어요. 특히 독일은 여러 번 방문해서 인연을 느끼는 곳이라 독일어로 하고 싶었죠. 영어로 "magic"이라고 하면 너무 직설적일 것 같아서, 다른 언어를 찾고 싶었어요. 프랑스어로도 같은 철자의 단어가 있지만, 그쪽은 "마지"로 발음되기 때문에...


──フランスのファンがドイツのファンに嫉妬するかもしれませんよ、今の言葉を聞いたら。
── 프랑스 팬들이 이 말을 들으면 독일 팬들을 질투할 수도 있겠네요.


小鳩ミク:大丈夫ですっぽ。他の曲に小鳩がフランス語のタイトルを付けているので問題ないですっぽ(笑)。
코바토 미쿠: 걱정 없어요. 다른 곡에 제가 프랑스어 제목을 붙였으니 문제없어요 (웃음).


──なるほど! 12曲目に「Toi et moi」という曲がありますもんね。せっかくなので次はその曲について。このアルバムの中においてはダークな部類に入る楽曲ですね。しかもコンパクトにまとまっています。従来であればもう少し長い曲になっていたんじゃないかと思えるところがあります。

── 그렇군요! 12번째 곡 "Toi et moi"가 있죠. 그럼 그 곡에 대해 이야기해볼까요? 이 앨범에서 다크한 분위기에 속하는 곡이네요. 게다가 곡이 간결하게 구성되어 있습니다. 이전 같았으면 더 길게 만들었을 법한 곡이 아닐까 생각되네요.

KANAMI:ちょっと尺を短くしてみようということを実際、意識していました。リフでがっつり引き込んでいくような曲は必要だなと思いましたし、やっぱり皆さんリフで盛り上がっていく曲を気に入ってくださるので、BAND-MAIDらしいリフ感を出せる曲をイメージして作りました。そのリフ自体についても何パターンか作ってみて、その中からみんなで選んだものなんです。展開の面でも「これがBAND-MAIDだよね」という感じを出すことを考えましたね。
KANAMI : 곡의 길이를 조금 줄여보자는 걸 의식했어요. 강렬한 리프로 시작하는 곡은 꼭 필요하다고 생각했고, 팬들도 리프가 돋보이는 곡을 좋아해 주시니까, BAND-MAID 특유의 리프감을 살릴 수 있는 곡을 만들고 싶었어요. 그 리프도 몇 가지 버전을 만들어서 멤버들이 함께 선택했죠. 전개 부분에서도 "이게 BAND-MAID다"라는 느낌을 주는 것을 의식했어요.

──歌詞的にも攻撃的ですよね。かなり強気な感じがするのでてっきりSAIKIさんが書いたのかと思っていましたが、こちらの作詞は小鳩さんだったんですね。

── 가사도 공격적인 느낌이네요. 꽤 강한 인상을 줘서 당연히 SAIKI가 쓴 가사인 줄 알았는데, 이 곡의 작사는 코바토 씨였군요.

小鳩ミク:確かに強気ですっぽね。実際、今までになかったぐらい強い感じにしようと思って書きましたっぽ。小鳩はこれまで意識的に、あまり強くなり過ぎないように、直接的になり過ぎないようにしていたところがあったんですっぽね。想像していただく部分を大事に残してきたというか。ただ、SAIKIが積極的に歌詞を書くようになったことも影響しているかもですけど、今までだったら「ちょっと恥ずかしくて嫌かも」とSAIKIが言っていたであろうものにも「いいよ!」と言ってくれるようになってきたんですっぽ。それなら、敢えて強くいってみようかなというところが出てきたんですっぽ。SAIKIにこんなふうに罵られたら喜ぶ方もいらっしゃるだろうな、という考えも持ちつつ(笑)、自分の書く歌詞にはこういう強さを前面に出す感じのものがこれまでなかったので、1曲あってもいいのかな、と考えながら書きましたっぽ。

코바토 미쿠 (기타, 보컬): 맞아요, 꽤 강한 가사죠. 사실 지금까지 없을 정도로 강한 느낌으로 써보려고 했어요. 그동안은 너무 강하거나 직접적으로 쓰지 않으려고 의식했었거든요. 상상할 여지를 남기는 걸 중요하게 생각해왔던 거죠. 그런데 SAIKI가 적극적으로 가사를 쓰기 시작한 것도 영향을 미친 것 같아요. 이전 같았으면 "이건 좀 부끄러워서 싫어"라고 했을 법한 가사들도 이제는 "괜찮아!"라고 말해주니까, 일부러 강하게 써보자는 생각이 들었어요. SAIKI가 이렇게 독하게 말하면 오히려 좋아할 팬들도 있지 않을까 하고 생각하면서요 (웃음). 제가 써온 가사들 중에 이렇게 강한 느낌은 없었기 때문에, 이번에 한 곡 정도는 있어도 괜찮겠다고 생각하면서 썼어요.

──「SAIKIさんを使って罵る」というのはえらく大胆な発想ですね(笑)。
── "SAIKI를 통해 독하게 말하기"라는 발상은 대단히 대담한 생각이네요 (웃음).


SAIKI:あはは! この歌詞が来た時も、私は普通に言ってました。「なんか小鳩っぽくないね。どうしたの? 何か嫌なことでもあったの?」って(笑)。

SAIKI : 아하하! 이 가사가 왔을 때, 저는 그냥 "이거 코바토답지 않네. 무슨 일 있어? 무슨 안 좋은 일이라도 있었어?"라고 말했어요 (웃음).

小鳩ミク:憶えてるっぽ(笑)。この曲は、このアルバムの中ではだいぶ前というか最初のほうにできていたものだったので、あとから他の曲で柔らかさを足していけばいいっていう流れでもありましたっぽ。
코바토 미쿠: 기억나죠 (웃음). 이 곡은 이번 앨범에서 꽤 초기에 완성된 곡이라서, 나중에 다른 곡들로 부드러운 느낌을 더할 수 있을 거라고 생각했어요.


SAIKI:タイトルのイメージからすると歌詞とのギャップがありますよね。この歌詞の曲にこのタイトルを持ってくるのは小鳩らしさだなと思いますし「小鳩、日本語では結構強いこと言うんだな」という感じではありました(笑)。
SAIKI: 곡 제목과 가사 간의 갭이 있죠. 이 제목을 이 가사에 붙인 건 코바토다운 선택이에요. 그리고 "코바토가 일본어로 이렇게 강한 말을 하다니"라고 생각했어요 (웃음).


小鳩ミク:タイトルについては英語でも考えていたんですけどっぽ、なかなかしっくりくる言葉が見つからなくて。そんな中、フランス映画などを通してフランスの方たちはすごく意思表示がはっきりしているイメージが自分の中にはあったので、それもフランス語の言葉をタイトルに選んだ理由のひとつになっていますっぽ。

코바토 미쿠: 제목에 대해서는 영어로도 생각해봤는데, 딱 맞는 단어를 찾지 못했어요. 그러다 프랑스 영화 등을 통해 프랑스 사람들이 자신의 의사를 명확하게 표현하는 이미지를 갖고 있었거든요. 그래서 프랑스어 제목을 선택하게 되었어요.

──僕は「Forbidden tale」を聴いた時に、まさしく『Epic Narratives』というアルバムの表題に似つかわしい壮大さを感じました。このインタビューの冒頭で「これまでになかったような展開の曲」という発言が出ていましたけど、それが指しているのはきっとこの曲のことですうよね?

── 저는 "Forbidden tale"을 들었을 때, 『Epic Narratives』라는 앨범 제목에 걸맞은 웅장함을 느꼈어요. 이 인터뷰 초반에 "지금까지 없었던 전개를 가진 곡"이라고 말씀하셨는데, 아마 이 곡을 두고 한 말이겠죠?

KANAMI:そうですね。実は前々からSAIKIには「展開がめっちゃ多い曲が欲しい」と言われていたんですね。そして、これを作っていた当時の私は、たまたま身近な人の死があったこともあり、「命とは?」「生きるとは?」といったことを考えていたんです。そこで「人の人生とはどういうものか」、「人生とは山あり谷あり」というようなことを音楽で表現することに挑戦してみたいな、と思ったんです。山あり谷ありでいろいろと変わっていく中でも、ずっと変わらない芯のような部があるはずなので、それをリフで表現して……なんか自分で言っていて照れくさくなってきますけど(照笑)。

KANAMI : 맞아요. 사실 예전부터 SAIKI가 "전개가 많고 복잡한 곡이 있었으면 좋겠다"라고 말해왔어요. 그리고 이 곡을 만들 당시, 제 주변에 가까운 사람의 죽음이 있었어요. 그래서 "생명이란 무엇인가", "사는 것이란 무엇인가"라는 생각을 하게 됐죠. 그러면서 "인생은 산도 있고 골짜기도 있다"는 것을 음악으로 표현하는 도전을 해보고 싶었어요. 여러 변화를 겪으면서도, 그 안에 변하지 않는 중심적인 무언가가 있을 것이고, 그걸 리프로 표현하고 싶었죠... 말하면서 좀 부끄러워지네요 (부끄러워 웃음).

SAIKI:照れないでください!(笑)
SAIKI: 부끄러워하지 마세요! (웃음)


小鳩ミク:カッコいいっぽ!
코바토 미쿠: 멋있어요!


──要するにリフが定点のようなものになっていて、人生の変化を見守っているような感じでもあるわけですね?
── 그러니까 그 리프가 일종의 정점이 되어 인생의 변화를 지켜보는 느낌이네요?


KANAMI:そのとおりです!

KANAMI: 그 말이 맞아요!

SAIKI:これはもう、最初に聴いた時からとても素敵だなあと思っていた曲で。聴いていてとてもイメージが湧きました。まさにこういう曲が欲しかったんです。
SAIKI: 이 곡은 처음 들었을 때부터 정말 멋지다고 생각했어요. 듣기만 해도 이미지가 떠오르는 곡이에요. 바로 이런 곡이 필요했어요.

──この曲の歌詞はSAIKIさんによるもの。「人生山あり谷あり」というのとは少し違うように思いますが、人生観みたいなものも出ているように思います。ここで表現したかったのはどんなことでしたか?
── 이 곡의 가사는 SAIKI 씨가 썼죠. "인생은 산도 있고 골짜기도 있다"는 것과는 조금 다른 느낌이지만, 인생관 같은 것이 드러나는 것 같습니다. 이 곡에서 표현하고 싶었던 것은 무엇인가요?


SAIKI:日々、音楽の素晴らしさというものを実感しているんですけど、そんな中で音楽の歴史について調べている時に、遠い昔に歌うことを禁じられた歌だとか、語ることを禁じられた物語というのがあるということを知ったんですね。だけど今では、現代の技術でそれを復元して聴けたりするチャンスがあったり、かつて禁じられていた物語が今ならば読めるという現実がある。そこで、つまり芸術って消えないものなんだなと気付かされて、そのこと自体がすごくロマンティックだし、なんて美しいことなんだろうと思ったんですね。そこにKANAMIが言っていたような「人生とは何か?」という問いを重ねながら「人生を音楽で表すとどうなるのか?」と考えてみた時に、「生きる」ことは「今、私たちがここにある」ということだと思ったんです。もしも仮に私たちの身体が無くなってしまうことがあっても、誰かがいつかこの音楽を繋いでいってくれるかもしれないという希望を感じながら書いていったものなんですよね。自分たちの音楽が未来に残っていくことになったらいいな、と考えながら。BAND-MAIDなんて知るはずもない未来の人たちが、たとえばこの曲を切っ掛けにその存在を知って、その音楽が誰かの背中を押すようなことになったら素晴らしいことだな、と思って。私もそういうことを経験しているんですね。私が音楽を好きになった時にはもうこの世界にいなかったミュージシャンが、たくさんいるわけじゃないですか。だけどその方たちの音楽に勇気をもらったり、音楽の素晴らしさを教えてもらったり、背中を押してもらったことがあるので、私もいつかそうなれたらいいなと思って、この歌詞を書いたんです。

SAIKI : 매일 음악의 멋짐을 실감하고 있는데, 음악의 역사를 조사하면서 오래전에는 노래하는 것이 금지된 노래나 이야기하는 것이 금지된 이야기가 있었다는 사실을 알게 되었어요. 하지만 지금은 현대 기술로 그것들을 복원해서 들을 수 있는 기회가 있고, 예전엔 금지되었던 이야기가 지금은 읽힐 수 있는 현실이 있죠. 그걸 알게 되면서 예술은 절대 사라지지 않는다는 걸 깨달았어요. 그 자체가 굉장히 로맨틱하고 아름답다고 생각했어요. KANAMI가 말했던 "인생이란 무엇인가?"라는 질문과 결합하면서 "음악으로 인생을 표현한다면 어떻게 될까?"라고 생각하게 됐어요. 그리고 "살아 있다는 건, 지금 우리가 여기에 있다는 것"이라고 생각하게 되었어요. 만약 우리의 신체가 사라지더라도 누군가가 언젠가 이 음악을 이어줄지도 모른다는 희망을 느끼면서 가사를 썼어요. 우리 음악이 미래에도 남는다면 좋겠다고 생각하면서요. BAND-MAID를 알지 못할 미래의 사람들이 이 곡을 통해 우리를 알게 되고, 그 음악이 누군가에게 용기를 줄 수 있다면 그것만큼 멋진 일이 없을 거라고 생각했어요. 저 역시 그런 경험을 했거든요. 제가 음악을 좋아하게 되었을 때는 이미 이 세상에 없던 뮤지션들이 많잖아요. 하지만 그들의 음악이 저에게 용기를 주고, 음악의 멋짐을 알려주고, 저의 등을 밀어줬죠. 그래서 저도 언젠가 그렇게 되고 싶다는 마음으로 이 가사를 썼어요.


AKANE:私はこの曲を聴いた時に、明るい未来とか、ポジティヴで綺麗な印象を受けていたので、そこに演奏面でゴチャゴチャ詰め込んで崩したくないと思ったんですね。人の耳に残り、心に響く曲にしたかったので、ドラムについてはBAND-MAIDの曲にしてはめずらしく、同じリズムを繰り返していく感じになっています。セクションごとに変化をつけるにしても、スッと耳に馴染むような感じの、メロディを際立たせるためのドラムに徹したところがありましたね。とにかくメロディを届けたい、という気持ちが強かったんです。

AKANE : 이 곡을 들었을 때, 밝은 미래나 긍정적이고 아름다운 인상을 받았어요. 그래서 연주 면에서는 너무 복잡하게 만들어서 흐트러뜨리고 싶지 않았어요. 귀에 잘 남고, 마음에 울리는 곡으로 만들고 싶었기 때문에 드럼은 BAND-MAID 곡으로는 드물게 같은 리듬을 반복하는 형태로 연주했어요. 섹션마다 변화를 주더라도 귀에 자연스럽게 스며들고, 멜로디를 돋보이게 하는 드럼에 집중했죠. 무엇보다 멜로디를 전하고 싶다는 마음이 강했어요.


MISA:この曲にはストーリー性も感じますし、展開も面白いなと思っていたので、シンプルさも残しつつ、セクションによってキャラクターの違いを出すことも意識しながら演奏しました。ピッキングのタッチを変えてみたりとか、そういったことも試みながら。

MISA : 이 곡은 스토리성도 있고 전개가 흥미로워서, 단순함을 유지하면서도 섹션마다 다른 캐릭터를 드러내는 것에 집중해 연주했어요. 피킹 터치를 바꿔보기도 하면서 여러 가지를 시도해봤죠.

──なるほど。そして「Magie」と同様、すでにお給仕ではお馴染みの楽曲としては、「Brightest star」も収録されています。いわゆる小鳩曲(小鳩がメインボーカルの楽曲)ですが、序盤の歌唱での声の使い方、ニュアンスの出し方などにすごく巧みさを感じました。

── 그렇군요. "Magie"와 마찬가지로, 공연에서 이미 익숙한 곡인 "Brightest star"도 수록되어 있네요. 이른바 코바토 곡인데, 초반의 보컬 사용이나 뉘앙스 표현이 매우 능숙하다는 느낌을 받았습니다.

小鳩ミク:ありがとうございますっぽ。この曲は自分の中ですごく成長点になるものだなって、最初に歌詞を書いている段階からとても思っていて、だからこそすごく技も必要とされる曲でもあるので、歌い方についてどうしていこうかと考えた時に、今までやったことのない雰囲気の歌い方にも挑んでいきたいなと思いつつ……歌うというよりも呼びかけているような感じにしていきたかったんですっぽね。実際、cluppo(小鳩によるソロ・プロジェクト)では、曲によっては話しかけているような歌い方というのをやっていたんですけど、BAND-MAIDの小鳩ミクとしての歌い方でそれをやってみたいなというのがあったんですっぽ。そして、この曲を最初にKANAMIからもらった時には、すごくポップな感じのイメージがあったんですけど、そこで敢えて歌詞にはダークさを盛り込ませてもらおうと思って、そこで人間の表裏一体な感じを歌い方でも伝えられたらな、と思っていろいろ工夫してみたんですっぽ。意識的に歌い方にも幅を持たせようと思って、考えてみた結果ですっぽ。

코바토 미쿠 : 감사합니다. 이 곡은 저에게 큰 성장 포인트가 되는 곡이라고 생각했어요. 처음 가사를 쓸 때부터 느꼈고, 그래서 더 많은 기술이 필요하다고 느꼈어요. 노래하는 방식에 있어서도 지금까지 해보지 않은 분위기로 도전해보고 싶었어요. 노래한다기보다는 부드럽게 말을 건네는 느낌으로 하고 싶었어요. cluppo(코바토의 솔로 프로젝트)에서는 곡에 따라 말을 거는 듯한 노래 방식도 해봤지만, BAND-MAID의 코바토 미쿠로서도 그런 방식을 시도해보고 싶었어요. 처음 KANAMI가 이 곡을 줬을 때, 굉장히 팝한 느낌이었는데, 오히려 가사에는 다크한 요소를 넣어보려고 했어요. 그래서 인간의 양면성을 노래와 가사로 표현하려고 노력했어요. 노래 방식에도 다양한 뉘앙스를 주려고 의식적으로 고민했어요.


──歌詞の中では「I’m game」という言葉がキーワードになっているように思います。直訳すると「私はゲームだ」になってしまいますが「私はリスクを覚悟で挑む心づもりがある」というような意味なんですよね?
── 가사 중 "I’m game"이라는 말이 키워드처럼 느껴지는데, 직역하면 "나는 게임이다"가 되지만, "나는 리스크를 감수할 준비가 되어 있다"는 의미죠?

小鳩ミク:そうなんですっぽ。大概こういう時って「準備はできてる?」みたいなことを言いがちだと思うんですけど、それはちょっと違うかなと思ったんですっぽ。むしろ「こっちはやる気充分なんだけど、ついてこられる?」みたいな強さを出したいなと思ったので、そういうニュアンスを出せる言い方はないかなと思って結構探したんですっぽね。結果的に[I’m game」という言葉は、この曲の歌詞を書いていた最後の段階まで悩んだ末に入れることにしたんですっぽ。たいがい小鳩は日本語の雰囲気を基に英語を探っていくんですけど、漫画だったか小説だったかは記憶が定かではないものの、本の中でgameという単語をそういう意味合いで使っている文章を見つけて、「あ、これはいいかもしれないっぽ」と思って、さらにそれについて調べてみたりした結果、こうなったんですっぽ。
코바토 미쿠: 맞아요. 보통 이런 상황에서는 "준비됐어?" 같은 말을 많이 하는데, 저는 그게 조금 다르게 느껴졌어요. 오히려 "난 이미 준비됐는데, 너는 따라올 수 있겠어?"라는 강한 느낌을 주고 싶었어요. 그래서 그런 뉘앙스를 살릴 수 있는 표현을 찾으려고 많이 고민했어요. 결국 "I’m game"이라는 표현을 넣기로 결정했는데, 이 단어를 사용한 문장을 만화나 소설에서 봤던 기억이 나서, "이거 괜찮을지도 몰라"라고 생각했고, 좀 더 조사를 해본 끝에 이 표현을 사용하게 되었어요.



──それこそ「こっちは本気で世界征服を目指しているんだぞ」ということを言いたい時にも使えそうですよね。そしてこの曲はギターソロも印象的です。いわゆるギターソロ然とした感じでは全然ないのが新鮮ですし。
── 그야말로 "우리는 진심으로 세계 정복을 노리고 있어!"라는 것을 말하고 싶을 때도 쓸 수 있을 것 같네요. 그리고 이 곡은 기타 솔로도 인상적입니다. 흔히 생각하는 기타 솔로 같은 느낌이 전혀 아니어서 신선했어요.


KANAMI:あれは単音をハモらせているんです。気持ち的には、小鳩がボーカルだけじゃなくギターでもいちばん輝けるような楽曲にしたいというのがあって、そこで当初は小鳩がソロを弾くという前提で考えていたんですけど、私と2人で一緒に弾けるようなソロにしたら面白いかもなと思い立って、単音でハモらせるソロにしたんです。だから他の曲にはない感じのソロになっていると思います。お給仕でも盛り上がりますしね。
KANAMI : 그건 단음을 화음으로 만든 거예요. 제 마음속에는 코바토가 보컬뿐만 아니라 기타로도 가장 빛날 수 있는 곡으로 만들고 싶다는 생각이 있었어요. 그래서 처음에는 코바토가 솔로를 연주하는 걸 전제로 생각했어요. 그런데 저와 둘이서 함께 연주할 수 있는 솔로라면 더 재미있지 않을까 생각하게 됐고, 단음으로 화음을 맞추는 솔로로 만들었어요. 그래서 다른 곡들과는 다른 느낌의 솔로가 되었다고 생각해요. 공연에서도 분위기가 많이 올라가고요.


小鳩:私にとってはプレッシャーでしたっぽ(笑)。
코바토 미쿠 : 저에게는 부담이었어요 (웃음).

◾︎10年間で私たちの成長が止まると思っていたら間違いだっぽ!
◾︎ 10년 동안 우리의 성장이 멈출 거라고 생각했다면, 그건 착각이다!

──「Letters to you」もいい曲ですね。コンパクトでキャッチ―で、普通にシングルにしたくなるような曲じゃないかと思います。

── "Letters to you"도 정말 좋은 곡입니다. 간결하고 캐치한 곡으로, 그냥 싱글로 내고 싶어질 만큼 매력적인 곡이라고 생각해요.

KANAMI:BAND-MAIDの重さとかダークさ、リフ感が好きな人もたくさんいらっしゃると思うんですけど、少しポップ感のある曲が好きという方もいらっしゃるはずで。イメージとしてはそういう方にも喜んでもらいたいと思って作り始めたんです。みんな生活している中で大変なこともあるし、疲れることとか落ち込むこととかいろいろあると思うんですけど、そんな時にこれを聴いて優しい気持ち、また頑張ろうという気持ちになってもらえたらいいなと思って作りました。

KANAMI : BAND-MAID의 묵직함이나 다크한 리프를 좋아하는 분들이 많이 계시겠지만, 조금 더 팝한 느낌의 곡을 좋아하는 분들도 계실 거라 생각했어요. 그런 분들도 기쁘게 들어줄 수 있기를 바라며 만들기 시작했어요. 누구나 삶을 살다 보면 힘든 일도 있고, 지치고 낙담할 때도 있잖아요. 그런 순간에 이 곡을 듣고 따뜻한 마음이 들고 다시 힘을 낼 수 있으면 좋겠다고 생각했어요.

SAIKI:最初に聴いた時にはやはりポップだなと感じたんですけど、ギターのリフになんだかすごく哀愁というか、せつなさを感じる部分があって。

SAIKI : 처음 들었을 때는 확실히 팝한 느낌을 받았지만, 기타 리프에서 뭔가 애수, 슬픔 같은 느낌을 받았어요.

KANAMI:(小声で)そのとおりです。
KANAMI: (작은 목소리로) 맞아요, 그게 맞아요.

SAIKI:あ、良かった(笑)。だからポップさだけじゃなくて影の要素みたいなものも必要だなと思って、こういった歌詞にしてみたんです。

SAIKI: 아, 다행이네요 (웃음). 그래서 단순한 팝적인 느낌만 있는 게 아니라, 어두운 요소도 필요하다고 생각해서 그런 가사를 쓰게 됐어요.

KANAMI:今のSAIKIの言葉を聞いて、すごく意図を掴んでくれてるんだなと思ってしまいました。少しだけ「心に染みる」みたいな部分がこの曲にはあると思うんですよ。だから聴いてポジティヴな気持ちになって欲しいのはもちろんなんですけど、染みてくるようなものを感じ取ってもらえたら嬉しいなと思ったんですけど、SAIKIの歌詞がそこにすごく嵌まっていて、私、すごく好きなんです。

KANAMI: 지금 SAIKI의 말을 듣고, 제가 의도한 부분을 정확히 이해해줬구나 싶었어요. 이 곡에는 살짝 "마음에 스며드는" 느낌이 있어요. 그래서 듣고 나서 긍정적인 기분이 드는 것도 좋지만, 마음 깊이 스며들 수 있는 무언가를 느꼈으면 좋겠다고 생각했는데, SAIKI의 가사가 그 부분에 너무 잘 맞았어요. 그래서 정말 좋아해요.

SAIKI:ありがとうございまーす(笑)。心が温かくなるような感じというのは意識してましたね。そんな思いで手紙を書いてみました、という感じです。
SAIKI: 감사합니다! (웃음) 따뜻한 마음이 들도록 가사를 쓰려고 했어요. 편지 쓰는 느낌으로요.

──あからさまな「元気出してくださいソング」ではなくて、さりげない手紙のような歌だということですね?

── 대놓고 "힘내세요"라고 말하는 곡이 아니라, 부드러운 편지 같은 노래라는 거군요?


SAIKI:そうですね。会えたとしても、会えなかったとしても、旅立ってしまった人とか、ずっと一緒にはいられなくなった人のことを忘れることはないし、ずっと思い続けるということは絶対にあるよ、だから一人じゃないよ、ということを歌いたくて。
SAIKI: 맞아요. 만날 수 있든 없든, 떠나간 사람이나 더 이상 함께할 수 없는 사람을 잊을 수 없고, 계속 생각하게 된다는 것, 그래서 너는 혼자가 아니라고 말하고 싶었어요.

──なるほど。「The one」についてはどんな発想で作った曲ですか?

── 그렇군요. "The one"은 어떤 발상으로 만들어진 곡인가요?

KANAMI:「The one」は、横浜アリーナでやる曲というイメージが当初はあったんですよ。横浜アリーナでのお給仕でいちばん最後にやる曲というのを想定して作っていて。
KANAMI: "The one"은 처음에 요코하마 아레나에서 할 곡이라는 이미지가 있었어요. 요코하마 아레나 공연의 마지막 곡으로 생각하며 만들었죠.


SAIKI:ところが結果的には「endless Story」を最後にやることになって。あの曲はKANAMIが最初に横浜アリーナをはじめとするような大きな会場でやることをイメージして作った曲なんですね。だったらそこで「The one」をやるのは今回じゃないだろうということになったんです。そのうえでまた自分たちのストーリーを紡いでいく方がいいんじゃないか、ということになって。
SAIKI: 그런데 결국 "endless Story"를 마지막에 하게 되었죠. 그 곡은 KANAMI가 처음부터 큰 공연장에서 할 곡을 염두에 두고 만든 곡이에요. 그래서 "The one"은 이번에는 하지 않고, 앞으로 우리의 이야기를 이어가는 게 더 낫지 않겠냐는 결론이 났죠.

KANAMI:確かに「endless Story」のほうが横アリ感は強かったかな。

KANAMI: 맞아요, "endless Story"가 더 요코하마 아레나에 어울렸던 것 같아요.

SAIKI:そうだね。
SAIKI: 그렇죠.


KANAMI:大きな会場で、大きなスピーカーから流れてる音というのをイメージして作ったんです。
KANAMI: 큰 공연장에서, 큰 스피커로 흘러나오는 사운드를 상상하며 만들었어요.

──歌詞的にもやはり、お給仕の終盤に似合いそうなところがありますよね。

── 가사적으로도 공연 후반부에 잘 어울리는 느낌이 있네요.

小鳩ミク:まさにそうですっぽね。お給仕の最後にやるものというメージはずっとあって。実はこの曲、歌詞に関しては3回書き直してるんですっぽ。最初は横浜アリーナでやることを想定していたのもあって、あのお給仕の最後のほうで演奏するイメージで当初は書いたんですっぽね。でも、最終的には[「endless Story」のほうが横浜アリーナには合うんじゃないかとなったので、「これはいったん置いておきましょうっぽ」となり、再度この曲をアルバムに入れるのであれば歌詞も違うものにしようとなったので「じゃあ書き直しますっぽ」ということになって。時期的にこの曲の歌詞は全体の中盤ぐらいで書いてるんですけどっぽ、「Toi et moi」だったり、「Go easy」だったり、小鳩は強い歌詞をその時点で結構たくさん書いていたので、やさしさのある、ちょっと恋愛要素が入っているものにしようと思ったんですっぽ。大切な人を思う、というテーマでこの歌詞は書いていきましたっぽ。
코바토 미쿠 : 맞아요. 이 곡은 공연 마지막에 할 곡이라는 이미지가 계속 있었어요. 사실 이 곡의 가사는 세 번이나 고쳤어요. 처음에는 요코하마 아레나에서 공연하는 걸 상상하면서, 공연 마지막에 연주할 곡으로 가사를 썼죠. 그런데 결국 "endless Story"가 요코하마 아레나 공연에 더 어울린다고 판단해서, "이건 잠시 두자"라고 했고, 다시 앨범에 넣기로 하면서 가사도 바꾸기로 했어요. 그래서 "그럼 다시 써야겠네"라는 생각을 하게 되었죠. 이 곡 가사는 앨범 중반쯤에 쓴 건데, 그때는 "Toi et moi"나 "Go easy" 같은 강한 가사를 많이 쓰고 있어서, 조금 더 부드럽고 약간의 사랑 요소가 들어간 가사로 써보자고 생각했어요. 그래서 소중한 사람을 생각하는 마음을 주제로 가사를 썼습니다.

──アルバム全体の流れの中で、この曲から「Memorable」へと移っていき後半に進んでいく感じがとてもいいと思います。そして次に「Go easy」が登場する。ある意味、「Protect You」も「SHOW THEM」もそうなんですけど、聴き手側が一発で同調できる曲というか、初めて聴いたその日から一緒に歌えるようなところがあります。

── 앨범의 흐름 속에서 이 곡이 "Memorable"로 이어지며 후반부로 넘어가는 전환이 정말 좋습니다. 그리고 "Go easy"가 등장하죠. 이 곡은 "Protect You"나 "SHOW THEM"처럼 첫날부터 쉽게 함께 부를 수 있는 곡이네요.

KANAMI:そうですね。もうイントロからお給仕で盛り上がれる曲というのをイメージしていて。これもかなり前に作っていた曲で、「Unleash!!!!!」とか「from now on」とか、そのあたりの時期に作っていたんですね、確認してみたところ。ただ、『Unleash』のコンセプトとは離れた感じの曲にしようと思って作っていた……みたいです(笑)。今となっては、ものすごく前に作ったものという感じがします。この曲のドラムアレンジは確か実家でやってたなあ、とか思い出します。とにかくお給仕で盛り上がれる曲にしたいと考えていたので、冒頭からみんなで跳ねるというか「みんなで大きな口を開けて歌ってくれよ!」という感じの曲でもあって。お給仕でも先行して披露してきたんですけど、やっぱり盛り上がりはすごくある曲になったなと思っています。

KANAMI : 맞아요. 처음부터 공연에서 분위기를 띄우는 곡으로 만들고 싶었어요. 이 곡은 꽤 오래전에 만들었는데, "Unleash!!!!!"나 "from now on"을 만들던 시기에 작업했어요. 확인해보니 그렇더라고요. 하지만 『Unleash』의 컨셉과는 조금 다른 곡으로 만들고 싶었어요 (웃음). 지금 돌이켜보면 꽤 오래전에 만든 곡처럼 느껴져요. 이 곡의 드럼 편곡은 제가 집에서 했던 기억이 나네요. 어쨌든 공연에서 모두가 함께 뛰고, "다 같이 크게 입을 열고 노래하자!"라는 분위기를 만들고 싶어서 작곡했어요. 공연에서도 미리 선보였는데, 역시나 분위기가 굉장히 뜨거웠다고 생각해요.


──そして「TAMAYA!」についても訊かせてください。まさに終盤の打ち上げ花火という感じですね。作詞はSAIKIさんですが、最初からこのタイトルにするつもりで歌詞を書いたのでしょうか?
── 그리고 "TAMAYA!"에 대해 묻고 싶은데요. 정말 후반부의 불꽃놀이 같은 곡이네요. 작사는 SAIKI 씨가 하셨는데, 처음부터 이 제목을 염두에 두고 가사를 쓰셨나요?

SAIKI:結果的に「TAMAYA!」にしたんです。まず最初に、4つ打ちの曲が久しぶりに来たので「これは夏でしょ!」と思って、夏の曲を作りたいなということでイメージしていく中で、私は打ち上げ花火が好きなので、それをテーマに据えることにして、最終的にこのタイトルに行き着きました。
SAIKI : 결과적으로 "TAMAYA!"로 정했어요. 처음에 4박자 리듬 곡이 오랜만에 나왔을 때, "이건 여름이네!"라고 생각했죠. 그래서 여름 노래를 만들고 싶다고 생각했고, 제가 불꽃놀이를 좋아해서 그것을 주제로 하게 되었어요. 결국 이 제목에 도달했죠.

──これから「TAMATA!」というのが世界共通語になっていくのかもしれませんね。
── 앞으로 "TAMAYA!"가 세계 공통어가 될지도 모르겠네요.

KANAMI:ホントに海外向きのタイトルですよね。しかも日本人には当然のように馴染みもある言葉なので「めっちゃいい!」と思いました。
KANAMI : 정말 해외 팬들에게도 적합한 제목이죠. 일본인들에게는 너무 익숙한 단어라서 "이거 진짜 좋다!"라고 생각했어요.

SAIKI:ふふっ。
SAIKI: 후후.

──オクターヴ違いのボーカルが重ねられていたりするのも新鮮ですよね。しかも、人を無条件に踊らせる曲になっていると思いますし。

── 옥타브가 다른 보컬이 겹쳐져 있는 것도 신선하네요. 사람들을 자연스럽게 춤추게 만드는 곡 같아요.

SAIKI:そうですね。4つ打ちの曲ということもあったので、ツインボーカル感を意識して書いていたので、小鳩もちゃんと浮き出てくるような歌詞とかをコーラスのラインに持ってきたりしました。ご主人様お嬢様(ファンの呼称)には、是非この曲で踊って欲しいです。
SAIKI: 맞아요. 4박자 리듬 곡이니까 쌍둥이 보컬 느낌을 의도했고, 코바토의 파트를 잘 살릴 수 있는 가사나 코러스를 넣었어요. 주인님과 아가씨들(팬들을 부르는 애칭)이 이 곡으로 꼭 춤췄으면 좋겠어요.


AKANE:お祭り感がありますよね。

AKANE : 축제 분위기가 있죠.

──その意味では、季節が真夏のうちにこの曲をお給仕で演奏したかったですね。

── 그런 의미에서, 한여름에 이 곡을 공연에서 연주했으면 좋았을 것 같네요.

SAIKI:そうなんですよ。実は当初、アルバムのリリースを真夏に予定していたんです。それが結果的に9月25日になったので、ちょっとズレてしまって。ただ、今の日本だったら9月はまだまだ夏ですよね!(笑)
SAIKI : 맞아요. 사실 처음에는 앨범 발매를 한여름에 맞추려고 했어요. 그런데 결국 9월 25일로 연기되면서 약간 늦어졌죠. 하지만 요즘 일본은 9월도 여전히 여름이잖아요! (웃음)


小鳩ミク:大丈夫っぽ。多分この発売日の頃にもどこかでお祭りやってるっぽ。
코바토 미쿠 : 문제없어요. 아마 이 발매일 즈음에도 어딘가에서 축제를 하고 있을 거예요! (웃음)

──ZEPPツアーのある11月も、夏にしてしまいましょう!
── 11월에 있는 ZEPP 투어도 여름처럼 만들어보죠!

小鳩ミク:お給仕会場はどんな季節でも夏ですっぽ!(笑)

코바토 미쿠: 공연장 안은 언제든 여름이에요! (웃음)

──そして最後の最後にインストゥルメンタル曲の「Get to the top」が配置されています。これがアルバムの出口ということになるわけですね?

── 그리고 마지막에는 인스트루멘탈 곡 "Get to the top"이 배치되어 있네요. 이 곡이 앨범의 출구인 셈이죠?

KANAMI:アルバムがほとんど完成状態になった時点で、SAIKIに突然「やっぱりインストが欲しい」って言われたんです。もう他の曲は全部終わっていて「やった! アルバム制作が終わったぞ」と思っていたんですけど、それから超特急でこの曲を作ったんです。そして実際ここに入れてみるとアルバムとしてカチッと嵌まる感じで、まさにパズルのピースが揃った感覚があって。やはりSAIKIにはすごく他者目線があるというか、客観的な視点を持っているなあと思わされました。だから実際、この曲を作ったのは本当に最後で、ごく最近のことだったりするんです。

KANAMI : 앨범이 거의 완성되었을 때, SAIKI가 갑자기 "역시 인스트루멘탈 곡이 필요해"라고 말했어요. 이미 다른 곡은 전부 끝났고, "드디어 앨범 작업이 끝났구나"라고 생각하고 있었는데, 그때부터 정말 급하게 이 곡을 만들었어요. 그런데 실제로 앨범에 넣어보니 딱 맞아떨어졌고, 마치 퍼즐의 마지막 조각이 맞춰진 것 같은 느낌이 들었죠. SAIKI는 정말 객관적인 시선을 가지고 있다는 생각이 들었어요. 그래서 이 곡은 진짜 마지막에, 아주 최근에 만들어진 곡이에요.

──この曲はアルバムのクロージングであると同時に、この3年半を経てきたうえでの結論みたいな位置付けにあるものともいえそうですね。なにしろ他の曲すべてができたうえで作られた、いちばん現在に近い曲でもあるわけですから。
── 이 곡은 앨범의 마무리일 뿐만 아니라, 지난 3년 반을 거쳐 도달한 결론 같은 위치에 있다고도 볼 수 있겠네요. 결국 다른 모든 곡들이 완성된 이후에 만들어진, 가장 최근의 곡이니까요.

小鳩ミク:そうですっぽね。
코바토 미쿠: 맞아요.

SAIKI:しかもこの曲はクロ―ジング曲としてまとまりをもたらしてくれるだけじゃなくて、ここからトップを狙っていく感じで、アルバム全体をループできる曲でもあるんです。最後に作ってもらって良かったなと思っています。最高です!(笑)
SAIKI: 그리고 이 곡은 단순히 마무리 곡일 뿐만 아니라, 여기서부터 정상을 향해 다시 나아가는 느낌을 줘서 앨범 전체를 순환시키는 곡이기도 해요. 마지막에 이 곡을 만들어줘서 정말 잘됐다고 생각해요. 최고입니다! (웃음)

──話の流れを纏めていただいてありがとうございます。最後にもうひとつだけ訊かせてください。このアルバムを手に取った人たちがどんなことを感じ取ってくれることを期待していますか?

── 이야기의 흐름을 정리해 주셔서 감사합니다. 마지막으로 한 가지 더 질문드리고 싶은데요. 이 앨범을 손에 든 사람들이 어떤 감정을 느끼길 기대하시나요?

KANAMI:私としては、皆さんにいろいろな気持ちになってもらいたいなと思っています。ワクワクしたり、心があったかくなったり、穏やかになったり、「やってやるぞ!」みたいな気持ちになったり。まさに1曲ごとに感情がさまざまに変わっていくようなところがあるので、そのあたりを楽しんでいただけたら嬉しいです!
KANAMI : 저는 여러분이 이 앨범을 들으면서 다양한 감정을 느꼈으면 좋겠어요. 설레기도 하고, 마음이 따뜻해지기도 하고, 평온해지기도 하고, "내가 해낼 거야!" 같은 마음도 들었으면 좋겠어요. 이 앨범은 한 곡 한 곡이 다른 감정을 불러일으키는 부분이 있어서, 그 감정의 변화를 즐기셨으면 좋겠어요!

MISA:今回は特に、いろいろな色味でしかも濃いめの楽曲ばかり詰まっているので、皆さんがどの曲でどんな感覚になるのかな、というのがすごく楽しみですね。だから、さまざまな感想を聞きたいです。きっと感想も十人十色だろうと思うので。

MISA : 이번 앨범은 정말 다양한 색감을 가지고 있고, 각 곡의 색도 진하죠. 그래서 여러분이 각 곡에서 어떤 감정을 느낄지 기대가 돼요. 다양한 감상을 듣고 싶어요. 아마도 감상도 사람마다 다를 거라고 생각해요.


AKANE:希望を持たせる曲がたくさんあるなという印象で、私自身も「未来に向かっていくぞ」という気持ち、光が差してくるような感覚を味わえているので、このアルバムで皆さんの背中を押したいです。いっぱい聴いてください!
AKANE : 이 앨범에는 희망을 주는 곡이 많다는 느낌이 있어요. 저 자신도 "미래를 향해 나아가자"는 기분이 들고, 빛이 비춰오는 느낌을 받고 있어요. 이 앨범이 여러분의 등을 밀어주길 바라요. 많이 들어주세요!

SAIKI:1曲1曲にとてもカロリーが高めのストーリーがあって、タイアップの曲もいっぱい入っていますけど、それも含めてBAND-MAIDが今まで見せてきたものを回想しつつ、最新のBAND-MAIDを楽しんでもらいたいなと思います。それにBAND-MAIDの世界観というのは、今は基本的に明るいものなので、一緒に明るい未来を目指してもらえたらいいな、と思います。
SAIKI : 각 곡에는 아주 깊은 이야기가 담겨 있어요. 타이업된 곡들도 많이 들어 있지만, 그것도 포함해서 BAND-MAID가 지금까지 보여준 것을 회상하며 최신의 BAND-MAID를 즐겨주셨으면 해요. 그리고 지금 BAND-MAID의 세계관은 기본적으로 밝은 것이기 때문에, 함께 밝은 미래를 향해 나아가길 바래요.

小鳩ミク:去年結成10周年を迎えて、「10周年の集大成だ!」ということをよく言っていたんですけどっぽ、今回こうして11周年の新しいアルバムを完成させて、「10年間で私たちの成長が止まると思っていたら間違いだっぽ!」ということを、このアルバムを手に取って感じて欲しいですっぽ。今回は特に国際色豊かなアルバムになっていたりもするので、そういう意味でも、私たちBAND-MAIDがこれからもどんどん世界征服を目指して進んでいくってことを、このアルバム自体がすごく象徴していると思うんですっぽ。だからこそ国内外関係なく、さまざまなご主人様お嬢様に、私たちがまだまだ進んでいくってことを知って欲しいなと思いますし、BAND-MAIDの色はどんどん増えていくし、間口はどんどん広がっていくよっていうことを感じ取って欲しいと思っていますっぽ。

코바토 미쿠 : 작년에 결성 10주년을 맞이해서 "10년의 결산이다!"라고 자주 말했는데, 이번에 11주년을 맞이하며 새로운 앨범을 완성했어요. "10년 동안 우리의 성장이 멈출 거라고 생각했다면, 그건 착각이다!"라는 걸 이 앨범을 통해 느꼈으면 좋겠어요. 이번 앨범은 특히 국제적인 색채가 풍부한데, 그런 의미에서도 우리가 앞으로도 세계 정복을 목표로 계속 나아가겠다는 것을 이 앨범이 상징하고 있다고 생각해요. 그래서 국내외를 막론하고, 많은 팬들에게 우리가 아직도 전진하고 있다는 걸 알리고 싶어요. BAND-MAID의 색깔은 점점 더 많아지고, 우리의 범위는 계속 넓어질 거예요. 그걸 느끼셨으면 좋겠어요!


取材・文◎増田勇一
写真◎尾藤能暢

취재 및 글: 유이치 마스다
사진: 노부미츠 비토

반응형